ウクライナでの露特別軍事作戦

EU 新たな対露制裁を発動

欧州連合(EU)は7日、ウクライナ情勢をめぐりロシアに対する第5次制裁パッケージを承認した。この制裁措置は、欧州連合官報に掲載後に発動される。
この記事をSputnikで読む
新たな制限措置には、2022年8月からロシアから石炭の輸入を禁止、ロシア船籍の船舶のEUでの入港を禁止、ロシアとベラルーシの運送企業に対する制限、「ロシアの主な銀行4行との取引禁止」やEU加盟国でのロシア企業による公共調達への参加を禁止するなどが含まれている。特定の個人や組織に対する制裁措置のリストは拡張され、後日公開される予定。
EUでの入港禁止に関して、「農作物、食料品、人道支援、エネルギー」を輸送する船舶には例外措置が適用される。
運送事業者に対しては、医薬品、農作物、小麦を含む食品、人道的目的の輸送が規制対象外となる。
日本、ロシアからウォッカと木材、石炭の輸入を禁止へ=岸田首相
ジェット燃料、量子コンピュータ、先端半導体、ハイテク電子機器、ソフトウェアなどがロシアへの輸出禁止対象となった。また、ロシアからの材木、セメント、肥料、水産物、アルコール類の輸入も禁止された。
関連ニュース
ウクライナ情勢は米露の新START条約履行と無関係=リャブコフ露外務次官
イタリアはウクライナの安全保障の保証人として行動する用意がある=イタリア外務省
コメント