カスペルスキー社はウイルス対策ソフトを扱っており、NTTは社内システムのセキュリティー対策としてそのソフトを一部利用し、法人向けの事業でも活用している。ウクライナ情勢から欧米ではカスペルスキーへの警戒が強まっているとされ、こうしたことを背景に、安全保障やサプライチェーン(供給網)上のリスクを考慮し、検討が進められていると見られる。米連邦通信委員会は3月25日、安全保障上の脅威がある企業として、カスペンスキー社を指定している。関連ニュース