ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ情勢は米露の新START条約履行と無関係=リャブコフ露外務次官

ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、「ウクライナを取り巻く状況は、新戦略兵器削減条約(新START)の実施とは関係がない。我々はこの条約を、軍備管理および米国との関係における戦略的安定の維持における重要な手段だとみなしている」との考えを示した。
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同氏は、「我々は新STARTの義務を厳格に履行しており、米国が同条約の規定を完全に遵守するよう注意深く見守っている」と述べた。
リャブコフ氏によると、ロシアと米国は、今春に新STARTに関する二国間協議委員会の開催を予定していたが、延期せざるを得なくなった。しかしロシア連邦には開催の用意があり、あとは米国の意欲の問題だという。
同氏は、スイス当局のロシアに対する非友好的な行動により、スイスのジュネーブはもはや米国とのコンタクトの場として妥当ではないと指摘した。
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チェコのプラハで2010年4月8日、ロシアと米国との間で戦略的攻撃兵器のさらなる削減と制限を定めた条約「新戦略兵器削減条約(新START)」が締結された。2021年2月、両国はこの条約を5年間延長した。
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