日本の製薬大手 ロシアやウクライナでの新規の治験を中止

日本の製薬大手「武田薬品工業」が、ウクライナ情勢を受けてロシアで新たな治験を実施しないことが分かった。日本経済新聞が報じている。
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米国の治験登録サイトによると、同社はロシアで神経系や肺がんなどの領域で治験を実施しているが、新規の治験と投資が当面行わないという。一方で、医薬品の供給は継続する。
また、アステラス製薬はロシアとウクライナで新規の治験を中止。塩野義製薬はウクライナで実施予定の新型コロナウイルスの治療薬の治験について、対応を検討するとしている。
欧米の製薬企業でも同様の動きがおきており、専門家は新薬の開発スケジュールが遅れる恐れがあると指摘している。
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