北朝鮮 金正恩総書記がトップ就任10年 平壌で中央報告会を開催

北朝鮮では10日、金正恩総書記が11日に朝鮮労働党のトップに就任してから10年を迎えるのを前に、平壌で中央報告大会が開かれた。NHKが報じている。
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この大会に金正恩氏は姿を見せなかったが、妹の金与正氏(キム・ヨジョン)や崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長など党の幹部が出席した。この大会は、同国の朝鮮中央テレビが録画で放送した。
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大会で崔氏は「国家核武力の完成という歴史的な重大事業がついに実現した」と述べた他、放送では新型の大陸間弾道ミサイルとされる「火星17型」の写真が映し出された。また共同通信によると、会場の壇上では金正恩総書記の肖像画が掲げられていた。
北朝鮮では15日には金日成主席の生誕110年を迎える。専門家は、このタイミングで弾道ミサイルや核実験を行う可能性を指摘している。
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