中国、「終末列車」をつくる可能性を研究

中国は、核攻撃の第一波に耐えることができる戦闘鉄道ミサイルシステムをつくる可能性を研究している。英紙タイムズが、中国の西南交通大学の刊行物に掲載された研究を引用して報じた。
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研究チームは、ミサイルの打ち上げが鉄道の路盤に与える影響をシミュレートし、打ち上げには高速鉄道がより適しているとの結論に達した。
中国の列車の最高速度は時速350キロ。これは「終末列車」の位置を機動的に変更することを可能とする。
中国はこの列車をつくることで核兵器の一部を国内で常時移動させることができるようになり、これによってミサイルや発射装置が検出されたり破壊される可能性を減らすことが可能となる。
中国軍は2015年、鉄道を利用した発射装置からDF-41ミサイルの発射実験を行ったとされている。
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