エリザベス女王は、息子のチャールズ皇太子が新型コロナウイルス検査で陽性となった翌日の2月20日、自身も陽性が発覚。これ以降、女王は個人的な面会を行っておらず、いくつかのオンライン面会も中止とした。女王はその後、3月7日にカナダのジャスティン・トルドー首相と初めて対面での面会を行った。
女王は、病院のコロナ患者および職員とのオンライン面会で「とても疲労困憊の状態になりますよね?これは恐ろしいパンデミックです」と話した。映像は英王室が発表した。また、女王は、コロナ感染中に親戚に会えないことが非常につらいと指摘した。
現地の報道によると、エリザベス女王(95)は、2021年1月に新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種をし、3月に2回目、10月には3回目の追加接種を行った。2021年末、医師が女王に休養するよう助言し、いくつかのイベントを欠席したことを受け、女王の健康状態は懸念されるようになった。2021年10月中旬、女王は初めて杖をついて公に姿を現した。今年2月、女王は歩くことが難しいと認めた。
今年、エリザベス女王は王位就任から70周年を迎える。
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