被験者には毎週アンケートが配布され、例えば最初は性格を特定する質問、その後ワクチン接種への心の準備をたずねる質問に回答を得た。最終週にはワクチンについて追加質問に答えてもらった。すべての質問票に対して計258人の被験者が回答を示した。
その結果、ワクチン接種の希望と相関関係があるのが外向性、ナルシズム、サイコパシー、精神資産レベル、つまりどれだけ人物が楽観的で、信頼性があり、安定して、自己有益性に満ちているかであることがわかった。ナルシズムとサイコパスレベルが高ければ高いほど、ワクチン接種を希望しない可能性が高いということだ。
研究チームは「ワクチン接種に対する迷いは多面的な概念であり、ワクチンは人体に大きなリスクをもたらし、また人間は十分に健康であるという確信である。この2つのファクターがワクチン接種の決定に特に強い影響を与えている」と結論付けている。
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