現行の日本の防衛計画の大綱は、中国を「我が国を含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念」、ロシアを「軍事活動を活発化させる傾向にあり、その 動向を注視していく必要がある」と表記している。
読売新聞によると、自民党安全保障調査会は、ロシアのウクライナでの特殊軍事作戦と中国の軍事的台頭を受け、「中国は北朝鮮と同様の『我が国の安全に対する脅威』とし、ロシアも強い表現に改めるよう求める」提言案を検討しているという。
ロシアのプーチン大統領は、2022年2月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
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