カディロフ首長がSNSの「テレグラム」に投稿したところによると、1000人以上のウクライナ海兵隊員がマリウポリで投降したという。その中には数百人の負傷兵がいることから、投降は「正しい判断」と記した。
カディロフ氏によると、ウクライナの部隊は次々と分断され、負傷者の処置をする術もないままに孤立しているという。ウクライナの部隊に戦闘力はほとんど残っていないことから、抵抗は無意味と評価したほか、ロシア軍に投降する兵士には人道的扱いを約束している。
カディロフ首長によると、ウクライナ軍が籠城を続けるアゾフスタル製鉄所の炭鉱には現在、200人近くの負傷兵が取り残されており、医療支援を受けることができずにいるという。カディロフ氏はアゾフスタル製鉄所で展開する掃討作戦の映像をSNSに公開し、無駄な抵抗を止めるよう改めてウクライナ兵に呼びかけた。
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