スリランカ、国外在住の自国の市民に送金求める

スリランカは13日、国外に在住する自国の市民に送金を呼びかけた。同国は12日、約510億ドル(約6兆4000億円)の対外債務の支払いを一時停止すると発表した。スリランカ政府は「お金はもっぱら国民のニーズに使用される」と主張している。AFP通信が報じた。
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スリランカ中央銀行の総裁は国外在住者に対し、必需品を購入するために「極めて必要としている外貨を寄付し、この重要な時期に国を支援」するよう呼びかけた。米国、英国、ドイツでは「寄付」をするための銀行口座が開設された。
スリランカ出身のオーストラリアに住む医師は、AFP通信のインタビューで状況についてコメントし、「送金はできるが、現政府を信頼することはできない」と述べた。
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先に、スリランカは国を救済するための融資プログラムについて国際通貨基金(IMF)と協議を開始すると報じられた。
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