ロシアの「Netflix」利用者、6000万ルーブルの賠償求め提訴

13日、米動画配信サービス「Netflix」のロシア国内の利用者が、同社のロシア市場からの撤退で不利益を受けたとして、6000万ルーブルの損害賠償を求める集団訴訟をモスクワの裁判所に起こした。現地の弁護士事務所が発表した。Netflixはウクライナ情勢の悪化を受け、ロシア国内でのサービスを停止していた。
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担当弁護士は次のようにコメントしている。

本日、ロシアのNetflix利用者の権利を代表して、Netflix社を相手取りモスクワの地裁に提訴した。提訴の理由は同社がロシア国内でサービスを停止したことによって利用者の権利が侵害されたからである。提訴時点では6000万ルーブルの損害賠償を求めている。

現在、原告の数は集団訴訟に最低限必要な20人となっているが、さらに約100人が追加提訴に向けて準備を進めているという。
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