12日午前、ニューヨーク・ブルックリンの地下鉄駅で銃撃事件が発生。警察によると、オレンジ色の建設作業用ベストを着た黒人男性が発煙装置を作動。その後、乗客に向け発砲し、追いかけたという。23人が負傷した。
警察は指名手配リストを発表し、すぐに現場から約8キロ離れた事件に関係があるとされる車両を発見。車両はフランク・ジェームズ氏(62)がレンタルしていた。その後、ジェームズ氏は容疑者と発表され、13日午後に逮捕された。
ニューヨーク東部地区のブリオン・ピース連邦検事は「容疑者は、交通機関でのテロや暴力行為などを禁じる法の違反で起訴された」と説明。同検事によると、容疑者は終身刑を受ける可能性もある。
さらに、ニューヨーク市警のジェームズ・エシグ刑事は会見で、警察は容疑者を1990年代から過去12回逮捕していたと明らかにした。そのうち4回は、強盗器具の所持と治安妨害で逮捕されたという。
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