宮城・福島での地震により脱線した東北新幹線、全線で復旧

3月16日に宮城県および福島県で震度6強を観測した地震により脱線し、一部区間で不通となっていた東北新幹線が14日に復旧した。日本の各メディアが伝えている。
この記事をSputnikで読む
JR東日本によると、一部区間では通常よりも速度を落として運行されるため、当面の間は運行本数を通常の8~9割程度に減らす。このため、東京駅と仙台駅の間の所要時間がおよそ30分長くなるなど、臨時ダイヤが編成された。
NHKの報道によると、JRは今後、高速走行に必要な施設の点検を進めるなどして、通常ダイヤでの運転を目指すとしている。
マルチメディア
大規模停電、道路に亀裂 日本各地の地震被害
3月16日23時34分頃、宮城県、福島県で震度6強を観測する地震が発生。地震発生後には、津波注意報が発令された。また、東北〜関東地方の広い範囲で停電が発生した。
この地震により、東北新幹線は福島-白石蔵王間で下り列車が脱線。乗客乗員78人にけがはなかったものの、高架線上を歩いて避難する事態となった。
関連ニュース
日本 今後30年以内に日向灘でマグニチュード8クラスの巨大地震が起こる可能性
16日の地震 東日本大震災の記憶の伝承活動にも影響
コメント