UN Womenが問題視した広告には胸を非現実的なほど強調したミニスカート姿の女子高生のキャラが描かれている。【画像】
ハフポスト日本版によれば、UN Women は11日付けで日経新聞に対して「容認できない」として文書による抗議を申し入れ、社外への公式の説明および広告の掲載の可否についての決定プロセスの見直しなどを指摘していたものの、日経新聞側は「今回の広告を巡って様々なご意見があることは把握しております。個別の広告掲載の判断についてはお答えしておりません」とコメント。UN Womenは「失望しており、(同社は)自らの立場について考え直してほしい」と書面に記した。
UN Women 日本事務所の石川雅恵所長はハフポスト日本版からの取材に対して、「男性にとっての『女子高生にこうしてほしい』という見方しか反映しておらず、女子高生には『性的な魅力で男性を応援する』という人格しか与えられていません」と答え、UN Womenが重視する「アンチステレオタイプアライアンス」の3原則が守られていないと指摘した。
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