この研究の中では、過去2年間にコロナ・ワクチン接種を受けた世界の諸国の3億9500万人のデータが分析され、接種によってどれくらいの頻度で心血管疾患の発症が起きたかが調べられた。
その結果、COVID-19ワクチンの使用で実際に心筋炎の発症率が高くなることが判明した。だが発症率は100万回接種あたりわずか33例。ところが30歳未満の男性という被験者グループでは、ファイザー社とモデルナ社のRNAワクチンを使用した場合、他のメーカーのワクチンと比較して、心臓組織の炎症を起こす確率が4〜5倍も多いことがわかった。
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