盗難の10万ユーロのバイオリン、パリのゴミ捨て場で見つかる

仏パリの路上で通行人がゴミ箱の横に保存状態のよいバイオリンが置いてあるのを見つけ、持ち帰った。このバイオリンは19世紀末につくられた10万ユーロ(約1360万円)の価値あるバイオリンであることがわかった。ル・パリジャンが報じた。
この記事をSputnikで読む
バイオリンケースの中に所有者の名前が記載された書類が入っていたため、バイオリンは所有者のもとに返還された。ゴミ捨て場で見つかったバイオリンは、2021年11月にイタリアの音楽家エンリコ・テデ氏が列車で移動中に盗まれたものだった。テデ氏はこの19世紀末のヴェネツィアの著名なバイオリン製作者ジュリオ・デガーニ氏のバイオリンを、約15年前に10万ユーロで購入し、大切にしていた。
ジョン・レノンさんの遺品 NFTとしてオークションに出品へ
幸いなことに、この価値あるバイオリンは無傷だった。ゴミ捨て場でバイオリンを見つけたパリの住民はテデ氏が申し出た謝礼を辞退したが、パリで近いうちに行われるテデ氏のコンサートへの招待は受けたという。
先に、英国のレストランが、店内に入れ歯を置き忘れていった客を探していると報じられた。
関連記事
独メルケル前首相 スーパーで財布を盗まれる
大量の敷石が盗まれる事件が発生 ドイツ
コメント