オーストラリアには希少な植物が確認されている特別な場所があり、そこでは世界の他の地域では見ることのできない珍しい蘭が生育している。報道によれば、火葬場の建設予定地で発見されたのは、葉のない蘭のクリプトスチリス属だという。発見された数百本の蘭のうち、工事中に被害を受けたのはわずか5〜6本だったが、同葬儀会社の経営陣は、建設作業で希少植物が1本たりとも被害を受けないようにするため、プロジェクトの再検討を決定した。この作業には最低でも1年は必要だという。
ABCニュースによれば、クリプトスチリス属はオーストラリアですでに2回、大規模な工事を中止させているという。2017年にも建設現場で希少な蘭が発見されたため、大型スポーツ施設の建設プロジェクトが縮小されることとなった。
通信社「スプートニク」は以前、オーストラリアの到達困難な地域でドローンを使った森林再生が開始されたと報じている。
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