ドネツク人民共和国の人民民警によると、4月11日から12日の深夜、ウクライナ第36海兵旅団は、ウクライナ東部の要衝マリウポリのイリイチ製鉄所からの突破を試みた。ドネツク人民共和国軍は突破を防ぎ、その戦闘の過程でウクライナ軍最大50人を殲滅。42人が投降した。
ドネツク人民共和国人民民警のテレグラムでは「戦闘中に今までで最多のウクライナ兵士50人を殲滅した。そのうち5人は旅団の士官。さらに42人が投降した。戦闘現場の視察中、死者の中からウクライナ第36海兵旅団の司令官、ウォロディミル・アナトリエヴィチ・バラニュク大佐の遺体と同大佐の所持品および武器が発見された」と伝えられている。
先に、ロシア国防省は、マリウポリのイリイチ製鉄所をウクライナの民族主義者から完全に解放さしたと報告していた。
また、露チェチェン共和国のカディロフ首長はマリウポリで1000人以上のウクライナ海兵隊員がロシア軍に投降したと表明していた。
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