捕虜の1人ピンナー氏はロシア1テレビ「60分」の中で「ジョンソン首相、私はショーン・ピンナーと申します。メドヴェチュク野党党首が拘束されていると把握していますが、私とアイデン・アスリンの2人を同氏との交換を希望します。首相の支援に感謝いたします。私への対応はよく、現在、どのような状況に置かれているかを理解しています。食事と水を与えられています。あらためて私とアイデンン・アスリンの2人はメドヴェチュク氏との交換に協力くださるようお願いします」と呼びかけた。
これより前、メドヴェチュク氏の妻オクサナ・マルチェンコさんは、捕虜となった英国人の家族らに対し、同氏と捕虜英国人の交換実現に向けてボリス・ジョンソン英首相に訴えるよう、呼びかけた。
メドヴェチュク氏はプーチン大統領とゼレンスキー大統領に対し、捕虜兵士・マリウポリ市民と自身との交換を訴えた。また、ロシア国防省がこれまで何度も宣言している人道回廊について、人道回廊を経由するマリウポリからの脱出口はないと語った。
メドヴェチュク氏自身が捕虜との交換を求めた動画メッセージは、ウクライナ保安庁が18日に同テレグラム・チャンネルで公開した。
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