米国が衛星攻撃兵器の実験禁止声明 露ロスコスモス長官がその理由を解説

ロシア国営宇宙企業「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴジン長官は、衛星攻撃兵器の実験を米国は禁じているというカマラ・ハリス米副大統領の発言に疑問を呈した。ロゴジン長官はこの声明をSNS「テレグラム」上の自身のチャンネルに表した。
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ロゴジン長官は、衛星攻撃兵器の実験がモラトリアムになっているということは米国は一連の実験シリーズをすでに終了し、「米宇宙軍に軍備した」にすぎないとの見解を示している。
これより前、ハリス米副大統領は米国政権が宇宙での作業基準に新ルールを策定し、樹立することを希望しているとし、「この実験は危険だ。このため我々はこれを今後行わない」と述べていた。
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