同機関のサイトの発表によれば、新しい規則は、2022年7月1日から施行される。
飼い主は、違反した場合に300オーストラリアドル(約2万9000円)の罰金を科されることになるが、リードやハーネスを使用した場合は、散歩や医者の診察に猫を連れて行くことができる。
オーストラリア首都特別地域のレベッカ・バサロッティ環境相は、新しい飼い猫政策が、「野良猫の数を減らし、猫に捕食される同国固有の有袋類やは虫類の数を減らすのに役立つことになる」と述べた。
同相は、「私たちの調査では、毎年、キャンベラとその周辺地域の住民が飼っている猫により、6万1000羽の在来鳥や2000羽以上の固有の哺乳類、3万匹の爬虫類、約6000匹のカエルが捕食されていると推計されている」と語った。
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