ウクライナでの露特別軍事作戦

英国 ウクライナで露軍に拘束の自国傭兵の捕虜交換を拒否

20日、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ウクライナで露軍に捕まった英国人傭兵の捕虜交換について、英国当局が協力を拒否したことを明らかにした。前日の19日、英国のブレンドン・ルイス北アイルランド担当大臣は、「英国人(編集:捕虜の2人)は法に違反し、ウクライナに戦いに行った」とコメントしていた。
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ルイス大臣は、英国人捕虜らを祖国に連れ戻すことに英国は関与しているのかという問いに対し、「事実上、これは国家安全保障上の問題」にあたるとしてコメントを拒否した。ザハロワ報道官は英国が「瞬時に自国民を見捨てた」と述べ、「ファンタスティック」な状況だと評した。
スカイニュースがルイス大臣に提案のあった交換の可能性について質問したところ、ヴィクトル・メドヴェドチュク氏はロシア大統領に近い人物と指摘し、「プーチンをどう助けるかを考える必要はなく、どう倒すかを考えるべきだ」と答えた。
先に、ウクライナで露軍に投降した英国人2人が、ボリス・ジョンソン首相に対して、ウクライナの野党政治家ヴィクトル・メドヴェドチュク氏との交換を支援するよう要請したと報道された。
ジョンソン英首相はロシア当局にマリウポリの英国人捕虜らに「慈悲を示す」よう求めたが、交換の可能性には言及しなかった。
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