2021年度のロシアから日本への輸出が68.5%に増加=財務省

2022年3月末を期末とする2021年度の日露貿易が、昨年比で大幅に増加した。20日、日本の財務省が発表した。
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日本製品の輸出は37.4%増加し、一方、ロシアからの輸入は68.5%増加した。特に、ロシアへの日本の自動車などの輸送用機器の輸出は21.6%増加し、ロシアからのエネルギー資源の輸入は49.9%増加した。
昨年、パンデミックの中で両国間の貿易は33%減の1兆7000億円(当時の為替レートで約157億ドル)となったが、最終的に2021年度の両国間の貿易はパンデミック前の水準を上回った。
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全体として両国間の貿易の構図は変わっておらず、日本からロシアへ輸出される主な製品は、自動車や機械工業、および電子機器となっている。ロシアからの輸入は、主にエネルギー資源と、金属や木材などの原材料が占めている。
日本政府は、4月5日から日本円や金貨、金の延べ棒のなどの日本からロシアへの持ち出しを禁じることを明らかにした。禁輸対象には600万円以上の車、60万円以上のバイクなどが含まれている。
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