同紙によると、李氏は「失望した」と述べ、米政府から受けた制裁は不合理であり、圧力をかけることが目的だと指摘した。
香港の治安に関する責任者を務めていた李氏は、中国による香港国家安全維持法の施行に関与したとして2020年から米国の制裁対象となっている。
2020年6月30日、中国の香港国家安全維持法が施行された。同法は、分離独立、政権転覆、テロ活動、国家安全保障を脅かす外国または外部勢力と共謀して国家安全に危害を加える行為の4つを犯罪行為と定めている。
香港行政長官選挙は5月8日に予定されている。
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