日本の貿易赤字、資源高で過去最高 「日本経済の弱点が浮き彫りに」

日本財務省は20日、2021年度の貿易統計速報を発表した。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5兆3749億円の赤字だった。
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日本財務省によると、貿易赤字は2年ぶり。輸入は、原油、石炭、液化天然ガス(LNG)が大きく増加し、前年度比33.3%増の91兆2534億円と1974年以降で最高だった。
産経新聞は同日、2021年度の日本の貿易統計をめぐり、「資源に乏しく原油高に振り回される日本経済の弱点が改めて浮き彫りになった」と報じた。「貿易赤字が円安につながる負の連鎖を止めるには、原発再稼働を含むエネルギーの安定供給が欠かせない」とし、2011年の東日本大震災以降以降続く「貿易収支の赤字構造を転換する必要がある」と指摘した。
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