仏政府のアタリ報道官は、現地ラジオ局「フランスアンフォ」の質問に対し、「そうした選択肢(ロシア産石油・ガスの禁輸)はありえる」と答えた。「我々は制裁を避けようとしてきた。だが、制裁の力は全27か国のEU加盟国の同意に依存するのだ」と指摘した。
また、伊メディア「Corriere della Sera」によると、同国のエネルギーネットワーク及び環境規制機関(ARERA)のベッセギーニ代表は「EU向けのロシア産の天然ガスの輸入は5月に禁輸される可能性がある」と述べた。この場合、国内エネルギー備蓄が減るリスクがあり、「すでに締結済みの、または結ぼうとしている契約から得られるものを検討しなくてはならない」と付け加えた。
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