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「ごみ捨て場」化する地球:ごみの山で生きることを余儀なくされる動物たち

毎年4月22日は世界中で「アースデー」が祝われる。アースデーは1970年、米国のネルソン上院議員が提起した記念日で、現在では地球の環境問題について考える様々なイベントが世界各地で開催されている。
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現代の環境問題においてとりわけ問題視されているのが、プラスチックごみの氾濫だ。適切に処理されず、河川や海を漂流したり埋立地に積み上げられたりしたゴミは、人間はもちろん野生生物にも様々な影響を与えている。
アースデーを記念し、スプートニクでは今回、人間によって生み出されたごみに翻弄される動物たちの姿を写真でお伝えする。
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ドナウ川のほとりで、プラスチックごみで巣を作る白鳥。ベオグラードでは排水設備が整っていない場所が多く、浄化槽の水を未処理のまま河川に放流する場合も(セルビア・ベオグラード、2022年4月18日)

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中毒を発症し、野生生物学者に抱えられるワシの幼鳥(米フロリダ州・レイクシティ、2017年7月20日)

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埋立地で餌をあさる野生のゾウの群れ。スリランカでは過去8年間で、約20頭のゾウがゴミ捨て場のプラスチックごみを摂取し死亡している(スリランカ・アンパラ、2022年1月6日)

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ロークスマウェの海岸に漂着したごみをあさる猫(インドネシア・スマトラ島、2021年8月12日)

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ゴミ捨て場でごみをあさるホッキョクグマの群れ。温暖化の影響で北極圏の氷が溶け、陸地で過ごす期間が長くなっている(ロシア・ノヴァヤゼムリャ島、2018年10月31日)

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ごみ捨て場で、オオハゲコウ横でゴミを仕分ける少年(インド・アッサム州グワハティ、2017年6月4日)

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ゴミの近くで休むガラパゴスオットセイ(ガラパゴス諸島・イサベラ島、2019年2月21日)

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石炭発電所の冷却塔の近くに捨てられた廃棄物をあさるブタ(北マケドニア・スコピエ南郊、2009年12月15日)

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ごみ捨て場で食べ物を探すマ少女(ホンジュラス・テグシガルパ、2002年1月14日)

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空き地に捨てられたゴミをあさる野生のシカ(スリランカ・トリンコマリー、2018年5月10日)

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プラスチックごみの埋立地に集まるコウノトリの群れ(パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸地区、2022年2月18日)

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ごみ捨て場で食べ物をあさるロバ(ペルー・リマ郊外、1993年1月21日)

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埋立地で廃棄物をかき分ける開墾者(南アフリカ・ヨハネスブルグ、2018年6月29日)

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ごみを使って巣を作る白鳥の番(デンマーク・コペンハーゲン、2020年4月28日)

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