萩生田氏は「日本がプロジェクトから撤退し、権益をロシアや第三国に取得されてしまうと、一層の資源価格の高騰を招くことや、ロシアを利することになり、有効な制裁とならないことを懸念している」と語り、「状況をよく注視していきたい」と述べた。
ブルームバーグは21日、「サハリン2」について、中国海洋石油集団(CNOOC)と中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国石油化工集団(シノペックグループ)がシェルの持ち分27.5%を買い取る方向で協議していると報じた。
消息筋によると、協議は初期段階にあり、合意に至らない可能性もある。また別の消息筋によると、シェルは「中国以外の他の買い手候補とも交渉する姿勢を維持している」という。
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