露外務省の発表した「入国禁止リスト」には、ザッカーバーグ氏とハリス副米大統領のほか、米政権幹部や実業家、嫌露的な発言をした専門家やジャーナリスト、高級官僚らの配偶者など29人が加えられた。米国務省のプライス報道官、ヒックス副米国防大臣、キルビー米国防総省報道官、SNS大手LinkedInのロスランスキーCEOらも名を連ねている。
露外務省は今回の制裁を「拡大する対露制裁」でより多くのロシア人に入国制限が課されていることへの対抗措置と位置づけ、対象者は「無期限に」ロシアへの入国が禁止されるとしている。
また、露外務省はカナダに対しても、「嫌露路線を直接的に醸成、正当化、実現化している」などとして、61人のカナダ人に対しても入国制限措置をとった。
2月24日にロシアのウクライナにおける特殊軍事作戦が始まって以降、これまでに欧米各国はロシアの政権幹部や大富豪の入国禁止を発表。ロシアは報復措置としてバイデン大統領を含む各国の有力者への入国を禁止していた。
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