コービン氏は「タイムズ・ラジオ」からの取材でNATOは解散すべきかとの問いに次のように答えている。
「私としては、最終的には全ての軍事同盟の解散に我々が着手する世界を目にしたい。問題は将来、いかによりよく平和を樹立するかだ。軍事同盟の数が多ければ平和になるのか? 軍備拡大によってなのか? それともウクライナの紛争や他の紛争を停止することで得られるのか?」
コービン氏は、軍事同盟は互いの軍事ポテンシャルの拡大に拍車をかけるだけで、これでは大きな危険につながると指摘している。
コービン氏はウクライナ情勢に西側が軍事介入を行うことには真っ向から反対を唱えており、「対話」による解決を支持している。
これより前、ロシア外務省はNATO加盟国らはウクライナ政権に武器を供給することで、ロシアが軍事作戦の活発な局面を長引かせざるを得ない状況を作っていると批判した。
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