CERNは声明で次のように述べている。
世界最大かつ最も強力な加速器は3年以上にわたる設備の更新、統合、現代化のための休止期間を経て、稼働を再開した。
22日の日本時間午後7時16分には、同加速器では4500億ギガ電子ボルトのエネルギーを持つ2つの陽子ビームが回転を始めた。CERNによると、エネルギーは徐々に増大し、最高13.6テラ電子ボルトまで達するという。
大型ハドロン衝突型加速器はCERNが2008年に運用を開始した物理実験を行うための世界最大の加速器。2011年には現代物理学における重要な発見の1つである、ヒッグス粒子の存在の証明が成し遂げられた。
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