代表団の団長を務めているのはバイデン大統領副補佐官のカート・キャンベル氏。キャンベル氏は米国家安全保障会議インド太平洋調整官としてインド太平洋地域の調整役を務めている。
米国、オーストラリア、ニュージーランドは、ソロモン諸島が中国と協定を締結したことで、中国の軍艦に南太平洋へのアクセスが開かれることへの懸念を表明していた。
RNZの報道によれば、パプアニューギニアの米国大使館は、キャンベル団長の代表団がパプアニューギニアとフィジーも訪問し、ソロモン諸島と中国の協定締結の状況について協議したと発表した。現在、ソロモン諸島には米国大使館が存在しておらず、パプアニューギニア駐在の米国大使が諸島における米国の利益を代弁していることから、ソロモン諸島での米国大使館の開設が検討されている。