植物油の輸出禁止は、主にインドネシア産パーム油に適用される。インドネシアは日用的な食材であるパーム油を過剰に輸出したために、国内市場では2022年第1四半期と第2四半期に不足をきたし、価格が急上昇している。インドネシアは、価格上昇に抗議した市民が数か所の都市で騒動を起こしたことを受けて、3-4月の2か月間、植物油価格の直接的なコントロールを試みたものの、たいした成果は上がらなかった。