書簡には「兵器供与により、ドイツや他のNATO諸国は事実上、戦争の当事者となった。したがって、ウクライナもまた、年々激化してきた欧州の安全保障秩序をめぐるNATO・ロシア間の紛争の戦場となった」と述べられている。
署名者らの意見によれば、暴力の放棄は「長く、衰弱の激しい戦争に代わる唯一の現実的で人道的な代替案」となる。この点で「最初の、そして最も重要なステップは、合意が不可欠な即時停戦と組み合わせたウクライナへのあらゆる兵器供与の停止となるだろう」としている。
書簡には「したがって、我々は、ドイツ政府、EU諸国、NATOに対し、ウクライナ軍への兵器供与を停止し、停戦交渉および政治的解決の保証と引き換えに、ウクライナ政府に軍事抵抗を終わらせるよう呼びかける」と記されている。また「ゼレンスキー大統領によりすでに協議されたロシア政府への提案、すなわち、中立の可能性、クリミア承認に関する合意、ドンバス共和国の今後のステータスに関する国民投票は、これに向けた現実的な機会を与える」と指摘している。
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