日本、航空自衛隊が災害派遣 北海道知床の観光船捜索で

日本の北海道知床沖で26人が乗った観光船が消息を絶った件に関連し、航空自衛隊は23日夜、第1管区海上保安本部からの要請を受け、千歳救難隊のU125救難捜索機1機を現場に派遣した。NHKが伝えている。
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NHKによると、同機はすでに現場上空で捜索にあたっている。
また、朝日新聞によると乗員乗客の内訳は大人22人、子供2人、乗組員2人とみられている。自力航行ができる状況かは不明としている。海上保安庁は航空機4機と巡視船6隻を派遣して現場付近で捜索をしていたが、午後8時現在で手がかりは見つかっていないという。
同日午後1時15分ごろ、北海道斜里町の「カシュニの滝」近くの海域で、26人が乗った観光船「KAZU 1(カズ・ワン)」の乗員から「船首部分が浸水し、沈みかかっている」と通報があった。「船体が30度ほど傾いている」と連絡が入った後、観光船との通信が途絶えたという。
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