復活祭前夜 エルサレムの聖墳墓教会に聖火が出現

キリスト教の教会の1つ、東方正教会では24日に復活祭(イースター)を迎える。復活祭前日である23日は聖土曜日とよばれ、この日、エルサレムの聖墳墓教会に聖なる火が出現した。この火は復活の光を象徴するもので、信者はこの聖火を神聖なものと捉えている。
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正教会の復活祭の前夜には、10世紀以上にわたって、聖墳墓教会の中央にある礼拝堂「クビクルム」で聖火の儀式が行われてきた。この礼拝堂には、イエス・キリストが埋葬され、復活した「石墓」が隠されており、この石墓はすべてのキリスト教徒が特に崇めている。
正教会の復活祭の前夜には聖火が出現する。聖火は毎年規則的に出現するものの、信者はこれを奇跡とみなしている。
これよりも前、エルサレム旧市街のヤッフォ門では、聖火が出現する儀式を前に数千人の巡礼者が集まったと報じられた。
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