Nikkei Asiaは「日産自動車は『ダットサン』の生産を終了する。日産は、電気自動車事業の強化に向け、経営資源を集中させる意向だ」と記している。
同紙は、日産が2013年に「ダットサン」を復活させ、同時にインド、インドネシア、ロシアで販売を開始したと言及している。ピーク時には10カ国で販売されていたが、近年は販売台数が著しく減少したと同紙は指摘している。
日本の自動車産業調査会社「マークラインズ」によると、「ダットサン」の2021年の販売台数はわずか6400台。2016年の8万7300台から90%以上減少した。同社によれば、日産が現地の販売業者と効果的に業務に取り組むことができなかったという事実によるもの。
日産は2020年、ロシア市場を含む国外での「ダットサン」の生産打ち切りを決定した。
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