ウクライナ、物議醸した動画めぐり謝罪 昭和天皇をヒトラーと並べた投稿に批判

日本の磯崎官房副長官は25日午前の記者会見で、ウクライナ政府がナチス・ドイツの独裁者ヒトラーやイタリアのファシズム指導者ムソリーニとともに昭和天皇の顔写真を並べた動画をネット上に配信したことについて、「ヒトラーとムソリーニと昭和天皇を同列に扱うことは全く不適切であり、極めて遺憾」と述べた。毎日新聞が報じている。
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動画は4月1日にウクライナ公式ツイッターに投稿されたもので「ruscism(ラシズム:21世紀ロシアの統治体制の政治イデオロギー、社会的慣行)と戦う」というコメントとともに投稿され、ヒトラー、ムソリーニ、昭和天皇の写真とともに「ファシズムとナチズムは1945年に打倒された」という文章が添えられていた。
磯崎官房副長官は在日ウクライナ大使館などに対し「写真が不適切で、直ちに削除するよう申し入れた」と説明。ウクライナ政府側から謝罪があったことを明らかにした。
ウクライナ公式ツイッターアカウントの動画スクリーンショット
現在は動画は削除され、ヒトラーとムソリーニのみ掲載された修正版が投稿されている。
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