福島第一原発処理水 海洋放出用海底トンネル工事開始

日本最大の電力会社「東京電力」は25日、福島第一原発から処理水を海洋放流するための海底トンネル工事に着手した。現場には建設船がすでに到着しており、今週中にも海底での工事を開始する。NHKが報じた。
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同時に原発敷地内でもトンネル施設の事前準備作業が行われている。本格的な工事は、日本政府の原子力管理委員会および地元行政の許可が得られれば6月から開始予定。全国漁業協同組合連合会は処理水海洋放出計画に断固とした反対姿勢を示している。
海底トンネルは延長1キロメートル。処理水の海洋放出ポイント自体は漁業区域外にある。
日本政府は2021年4月、福島第一原発に蓄積する大量の汚染水について、処理後に海洋放出することを決定した。
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