朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏は「武力を最大の急速度で強化、発展させるための措置を引き続き取っていく」と表明。
金氏は「われわれの核武力の基本使命は戦争を抑止することだが、核が戦争防止という一つの使命にのみ縛られているわけにはいかない」とし、「(北朝鮮)の核武力はいつでも自らの使命と特有の抑止力を稼働させられるよう、徹底して準備されている必要がある」と指摘した。
また、金氏は「いかなる勢力であれ、わが国の根本利益を侵奪しようとするなら、われわれの核武力は二つ目の使命を決行せざるを得ないだろう」と語った。
軍事パレードは25日午後10時ごろ、北朝鮮の首都・平壌の金日成広場で行われた。韓国のメディアは、パレードには兵士約2万人が参加し、兵器や装備が集結したと報じた。パレードのリハーサルでは、極超音速ミサイル「火星8」や、先日発射実験が行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など250を超える兵器が見られたとされている。
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