ロシアは日本側に責任転嫁しようとしている=松野官房長官

日本の松野官房長官は27日の記者会見で、日露関係の悪化はウクライナでのロシアの特殊作戦に起因して発生していると述べた。
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松野氏は、日本国民の南クリル諸島(北方4島)へのビザなし渡航の実施見送りについてコメントし、今回の事態は全てウクライナでのロシアの特殊作戦に起因して発生しているとし、「それにもかかわらず日本側に責任を転嫁しようとするロシア側の対応は断じて受け入れられない」と述べた。
ロシア外務省は3月21日、日本国民の南クリル諸島へのビザなし渡航停止を発表した。
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日本外務省は昨日26日、墓参を含むビザなし渡航の実施を当面見送ると発表した。
松野氏は「日本政府として高齢になった元島民の方々の思いに何とか応えたいという考えに変わりはないが、現下のウクライナ情勢を受けた今この時の状況に鑑みれば、北方墓参についてロシア側と調整を行える状況になく、また北方墓参を含む事業の展望について申し上げられる状況にはない」と述べた。
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