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日本の研究グループ、隕石から核酸塩基すべてを検出 世界初

日本の北海道大学などの研究グループは、最古の太陽系物質である炭素質隕石から、全ての生物のDNA・RNAに含まれる核酸塩基5種すべての同時検出に世界で初めて成功したと発表した。
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核酸塩基は、ウラシル、シトシン、チミン、アデニン、グアニンの5種類が存在する。
北海道大学、海洋研究開発機構、九州大学、東北大学の研究グループは、独自に開発した高精度な核酸塩基分析手法を使い、1969年にオーストラリアに落下したマーチソン隕石など3種の炭素質隕石から全ての生物のDNA・RNAに含まれる核酸塩基5種すべてを含む18種類の核酸塩基類を検出することに世界で初めて成功した。
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県有グループによると「生命誕生前の物質進化の過程のうち、初生的な遺伝機能の発現候補となる分子進化を解く鍵になる」という。
研究成果は27日、ネイチャー・コミュニケーションズ誌にオンライン公開された。
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