報道によれば、「ロシアの要望に従い、天然ガスのバイヤーである欧州の4企業が供給分をルーブルで支払った。また、10社がすでにガスプロムバンクに口座を開設している。」とされる。
以前、ロシアの天然ガスメーカー「ガスプロム」は、4月27日以降、ルーブルによる支払いが行われないことから、ブルガリア企業「Bulgargaz」とポーランドの「PGNiG」への天然ガスの供給を停止したと発表した。
プーチン大統領は3月23日、ロシアは非友好国へのガス供給の決済をルーブル建てに移行すると宣言し、EUや米国へロシア産の商品を輸出しても相手国の通貨で支払われるのであれば意味をなさないと明言した。一方でプーチン大統領は、ロシアはガス供給契約に明記された量と価格はそのまま維持するが、それはロシアが自国の評判を大事にしているからだと説明している。
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