同紙の報道によると、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)核実験場を捉えた最新の衛星写真で、実験場で新たな建物の建造や建築資材の運搬が確認されているほか、実験場のすぐ近くには設備類の集中もみられるという。戦略国際問題研究所は、2022年5月~9月には核実験が可能なテンポで準備が進んでいるとみている。以前の北朝鮮による核実験は2017年9月3日に行われた。北朝鮮は2018年、非核化に向けた行動として3本の坑道を爆破し、核実験場の完全廃棄を宣言していたが、その後も南側坑道で掘削が続いていることも確認された。今年の3月以降、坑道の復旧作業とみられる動きが確認されていた。関連ニュース