9.11テロのテロリストの映った映像が初公開

米国のCBSテレビは、2001年9月11日の米国同時多発テロに関与したテロリストの姿が映された映像を初めて公開した。映像はテロ前に撮影されたものとみられている。
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CBSテレビの報道によると、この映像は9.11テロの約2週間後に英国警察が入手していたものの、今までずっと公開されていなかった。ビデオには映っているのは、ニューヨークのツインタワーを攻撃した飛行機をハイジャックしたテロリスト、ナワフ・アル・ハズミとハリド・アル・ミドハールで、撮影されたのは2000年2月。CBSテレビの入手した映像についての文書には、ふたりは、サンディエゴのテロリストのアパートでパーティーとして開かれたイベントに参加していると記されている。
CBSテレビによれば、パーティーの映像ではテロ組織に関与が疑われていた、サウジアラビア国籍のオマール・アル・バユミの姿も確認されている。映像はアル・バユミが9.11テロの2週間後に拘束された際に得られた証拠資料の一部で、アル・バユミは取り調べ後、釈放されている。
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9.11事件から20年が経過したことを受けて、バイデン米大統領は選挙前公約のひとつであった、事件に関する大量の文書の監査を法務省など複数の関係省庁に行わせ、半年にわたって機密文書の公開を行うと明らかにした。
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