NHKの報道によると、会談で両国は「露によるウクライナ軍事攻撃は容認できず、いかなる地域でも力による一方的な現状変更を認めない」という認識で一致し、対話による解決に向けて連携することを確認した。
また、岸田首相は対中国を念頭に「東シナ海や南シナ海における力を背景にした一方的な現状変更の試みや経済的な威圧に対して強く反対する」と述べ、「自由で開かれたインド太平洋」構想やASEAN(東南アジア諸国連合)の「アセアン・アウトルック」構想の実現に向けて協力することを確認。北朝鮮による核開発問題、拉致問題についても連携することで一致した。
これに先立つ28日、ジョコ大統領はプーチン露大統領と電話会談を行い、ウクライナ情勢について議論していた。また、インドネシアは11月に開かれるG20の議長国で、これまでにジョコ大統領がプーチン大統領とゼレンスキー大統領を会議に招待したことが明らかになっている。
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