ウクライナでの露特別軍事作戦

露ブリャンスク州 宇軍の領空侵犯阻止で使用の露の対空砲弾が着弾 石油施設が損傷

30日、ウクライナと国境を接する露ブリャンスク州でウクライナ軍機の領空侵犯を阻止する過程で使用された露軍の対空砲が州内に着弾し、石油ターミナルの建物などに被害が出た。これによる死傷者は出ていない。同州のアレクサンドル・ボゴマズ知事がロシアのSNS「テレグラム」上の自身のチャンネルで明らかにした。
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ボゴマズ州知事によると、現地時間30日午前6時50分(日本時間午後0時50分)ごろ、露軍の対空防空システムがウクライナ軍機を発見。露領内への侵犯阻止を行う過程で、2発の対空砲がブリャンスク州スタロドブスキー管区の居住地ジェチャに着弾した。
着弾の際に起きた爆風で石油ターミナルの技術関連設備の外壁が損傷したほか、もう1発はターミナルの隣接地に着弾した。ボゴマズ知事によれば、死傷者はでていない。
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ブリャンスク州では今月14日、国境沿いの 民家へウクライナ軍が砲撃し、民間人7人が負傷するなど、緊張が高まっていたため、露軍は警戒態勢を強めていた。
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