林外相のウズベキスタン訪問 地域問題と国連改革で意見交換

日本の林外相はウズベキスタン訪問でミルズィヤエフ大統領と会談し、地域問題および国連安全保障理事会の改革を話し合った。日本外務省が発表した。
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日本外務省は、アフガニスタンについては、日本がウズベキスタンの発電所建設へ行う協力が、ウズベキスタンからアフガニスタンへの電力供給を促すことにつながること、これを通じて両国が地域の安定化への貢献に繋がっているとして、ウズベキスタン側から高い評価を得たと報告している。ミルズィヤエフ大統領はアフガン安定化と人道危機からの脱却のためには対話が重要と指摘し、地域安定のための協力継続への期待を表した。
林外相は、ウクライナ情勢についての日本の立場についても説明し、国際社会が一致して行動する必要性を強調した。ミルズィヤエフ大統領はこれに対して、「国際法および国連憲章の原則に基づく平和的解決」への期待を表した。
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さらに国連改革に関して、日本はミルズィヤエフ大統領から改革の必要性と日本の安保理常任理事国入りへの支持を取り付けた。
林外相は4月28日よりカザフスタンを皮切りに中央アジア歴訪を行っており、ウズベキスタンの後は最後の訪問国であるモンゴルへ出発する。
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