シンガポール 天然ガス・石油価格の世界的変動によるコスト負担を試算

シンガポールのリー・シェンロン首相は、原油価格の上昇は同国政府と国民にとって80億シンガポールドル(約7500億円)のコスト負担になっているとの考えを示した。同国紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」が伝えている。
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リー首相は、「シンガポール国民は、物価上昇などさらなる経済的困難に備える必要がある」と述べた。シンガポールは、エネルギー供給のほぼすべてを輸入している。
同氏は、「世界(経済)の成長率は鈍化するだろう。おそらく、今後2年以内に不況になる。我々はこの現実を直視しなければならない」と述べた。
シンガポールは欧州連合による対露制裁に加わり、ロシアの「VTB」、「ロシア銀行」、「プロムスビャズィ銀行」、「VTB.RF」の各銀行に制裁を科している。
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